『蒲田発路上シンガー』  〜旅流 草一郎ブログ〜

蒲田駅前で歌い続ける路上シンガーの徒然日記

April 2017



  悲しいのは あんたが
   俺に嘘をつくこと

  もっと悲しいのは あんたが
   自分に嘘をつくこと

  夏花火 音を失くして
  綿菓子のような 忘れそうな 痛みばかりが…

  永遠をくれないか あの街の あの朝に
  永遠をくれないか 君の瞳の輝きに
   


 ?旅流ライブ情報?

4月28日(金)
music bar CODA の OPEN MIC
OPEN 19:00
START 19:30
参加費 1,000Yen+1drink
MC/旅流




 昨夜、music bar CODA で行われた
 旅流 presents
 第1回「酒とあいつと旅先と」
 お越し頂いた皆様、心の底より感謝を申し上げます。

 ?セットリスト?
 未来へ
 赤提灯
 雨
 下丸子
 もう一度だけ人を心から好きと言いたくて
 堀部安兵衛
 ~session~
 瀬戸口正樹の唄うたいの歌


 
 北海道の瀬戸口正樹から蒲田で唄わせてほしいと連絡があったのは2月頃。あいつが唄いにくるなら二人だけでがっつりやりたい。そう思い「酒とあいつと旅先と」という2マンライブシリーズを立ち上げた。すると様々な出逢いや旅の酒の思い出が蘇えってくるではないか。ワクワクしてきたので、まず一人で呑んだ。瀬戸口正樹は第1回目に相応しい旅人だった。
 彼との出逢いを僕は曲の合間に語ったが、話しているうちに思い出すこともあり長いMCとなった。お陰で予定曲を2曲も削るという事態を招いたが、旅の思い出は心地よくそんな雰囲気がギターと唄を通して伝えられていたなら嬉しい。お客様とスタッフと瀬戸口正樹にもう一度心の底より感謝申し上げます。有り難うございました。


<航海日誌>
 ライブを終え、お客さんからの差入れの五郎八を携えて 瀬戸口正樹 とAPIA40のライブから戻った たかせしゅん。とともに蒲田の夜桜見物に。咲き残る桜とビルの上に浮かぶ月の夜の公園、そして「酒とギターと唄うたい」…大好きだったあの旅の匂いがした。タイトルこの方がいいかな。(I様五郎八いつも有難うございます)



 ?旅流ライブ情報?

4月28日(金)
music bar CODA の OPEN MIC
OPEN 19:00
START 19:30
参加費 1,000Yen+1drink
MC/旅流








朝焼けの裁き受け止めて ああ 
あの汽車がゆく ためらい達残して

重たそうな車軸 ひしめき合うのは心
哀しみ呑まれず飛び乗る人も 
分からぬ明日へと進む 

月の残り香 浴びて 
妖しくひかる黒煙
生まれた意味に気付かぬように 
列車は希望を目指す ああ


さえずる小鳥のように 
目醒めを喜べるなら
君の心は羽ばたき
大空目指したでしょう

雲のはずむ手触り 
虹をすり抜ける鼻の痛み
上昇気流に乗って 
孤高の頂きを見る ああ


朝焼けの裁き受け止めて ああ
あの汽車がゆく 僕の心は泣き叫ぶ 車軸の音に紛れて  ああ 





<航海日誌>
 蒲田の西口の立ち呑み屋「たこ龍」が廃業してからもうだいぶ経つ。手洗い設備のないあの嘘くさい飲食店で唄えていたことを思うと本当に貴重な体験だったと思う。 今だから言える、金をむしり取ろうとする店主と、それを水面下で阻止しようとする流しのよく言えば純粋と悪く言えば稚拙さ。町では今尚悪名高い店主だが、なんだかんだで僕が一番のあの人の理解者かもしれない。



? 旅流ライブ情報 ?
4月14日(金)music bar CODA
Tabiryu present「酒とあいつと旅先と」
旅流が旅先で酒を酌み交したあいつを呼んで演る2マンライブシリーズの第1回目です。

出演:瀬戸口正樹(from北海道),旅流 草一郎
19:00OPEN/19:30START
2000+2drink(500~)







   子供の頃、桜をきれいと思ったことはなかった
   30を越えた頃だろうか
   桜をとても美しいと思うようになったのは
   どうしてかは今も分からない
   ただその頃、好きだった人が
   人の愛や命の儚さを教えてくれて
   なにか関係があるんじゃないかと
   桜を見るたび思い出すんだ

   #egao/Tabiryu Soichiro

   君の言葉一つで俺は輝き
   君の沈黙一秒で俺はへこむ
   君の笑顔に救われ続けて
   俺はまた わがままになってゆく

   君を思うと胸が詰まる
   君を知る度頭が下がる
   君の笑顔を守り切れなければ
   俺の命は虫けら以下だ

   上手く愛せず 求めてばかりの俺は
   また今日も君のその笑顔に満たされている…




<航海日誌>
 桜をきれいと思わなかったと言うよりは目に入らなかったと言うのが正しいかも。桜はどこか嘘くさくて。実際に何代にも渡る品種改良の賜物がソメイヨシノだったりするらしいので。子供の頃、タンポポやダンゴムシから感じられるのと同じものが桜からは感じられなかったから目に入らなかったのだなとこの歳になって思う(書いてて答えに辿り着けり)。桜の意志による進化ではなく、より多くの益虫が求めた訳でもない。それこそ造花にも近い受け止め方をしていたのかもしれない。だから、子供の頃の僕は虫目線だったのかもしれない。でも、今は桜を美しいと思う。それは心を揺さぶられるような美しさを人が桜で描いたのだということに気付いたから。付け加えるなら僕が人を愛して、初めて人になれたから。そうなんだと思う。



? 旅流ライブ情報 ?

4月14日(金)music bar CODA
Tabiryu present「酒とあいつと旅先と」
旅流が旅先で酒を酌み交したあいつを呼んで演る2マンライブシリーズの第1回です。

出演:瀬戸口正樹(from北海道),旅流 草一郎
19:00OPEN/19:30START
2000+2drink(500~)






  さすらいに似合う乗り物って何だ?

  俺ならこう答えるね。

  大船モノレールってね。

  東京の山の手育ちの僕の感覚という注釈を付けといた方が分かりやすいかな?

  つか、誤解がないかな。

  なかなかのもんだね。大船モノレール。




<航海日誌>  
 今宵は誘われて音楽会(ライブ)に行ってみました。音楽って音圧ってアンサンブルってライブって本当にいいなと思いました。なんていうかな、サッカーとかテニスとかオリンピックとか子供の頃見てても全っ然面白くないから見ようとも思わないし、それは後で分かったけど邦人が弱かったからで、、、、、


つーか家であれからずっと呑んでます。ブログはこんな調子でわりといつも書きはじめるけど、支離滅裂であほらしくて、申し訳なくて大体削除してしまいます。
今も消す衝動に駆られていますがそうならないように大事なことを記しておきます。

我が青春の1ページと言える町田のライブハウスWEST VOXが消滅するらしい。
さよならライブの旅流枠も作ってもらえそうなのでここにご報告致します。
こんな形で引き合いに出すのも本当に申し訳ありませんが。


あの日共に唄った唄い手達よ。また、集いてその本物の歌声で泣かせておくれ。







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