南風の夜ー。
 凍てつく想いといけすの恋ー。

なま暖かい想い出を抱きしめながら
 一人きり、明日を待っている

 ない筈の月明かりの草原をシマウマの縞だけの群れが駆けてゆくー、

つけっ放しのテレビの音量を1まで下げると開かれる秘密の扉ー。

 冬でも日は昇る、

    春でも日は沈むー。