『蒲田発路上シンガー』  〜旅流 草一郎ブログ〜

蒲田駅前で歌い続ける路上シンガーの徒然日記

November 2011

疲れきった夢だって?仮にそうだとして、そこからが俺たちの真骨頂さ。
言いたい奴には言わせておけ。この国を渡り歩いて来た俺たちの揺るぎない後ろ盾ー。それは思いやりさ。
同志よ、夢見る同志よー。お前は儚く美しい。誰にも理解されない真実と知って、今夜も歩み続けるのかー。
同志よ、もしも彼の地でお前と出会えるならー。俺たちは初めて友にめぐり逢えるのだろう。そして、辿り着くのだろう。同志よ、お前も同じ気持ちだと、俺はそう信じている。
 敵地で輝く筈の俺たちさ。もっと俺を責め立ててくれ。友情を怖れる奴らはきっと口籠るだろう。泉の生温い上澄みを掬って良しとしているのさ。だけど、お前は違う。友よ、俺とともにあの旗を振ってくれ。

浴びるほど酒を飲みたい夜ー。あんたはそう言っていた。
友達づらしたやつには凄んでみせて、秋田なまりのー。
酒臭い息で顔を近づけ、ちっぽけな町さえよせつけずー。
ろくでなしのどちんぴら。嫌われものかい?気分はどうだい?
もういいから黙って聴きなよ。

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