『蒲田発路上シンガー』  〜旅流 草一郎ブログ〜

蒲田駅前で歌い続ける路上シンガーの徒然日記

October 2011

のどが焼ける。舌が焼ける。
つぶれた咽にバーボンをぶつけてやるのさ。それでつぶれちまうのならそれまでのこと。酔い潰れるか、咽が潰れるか。どっちがつぶれるにせよ構うことわない。それでもつぶれないのが俺達の旗なのさ。

君のことば。君のいのち。君のゆううつ。
なみだがかれるまで君は泣いていた。星降るよるのあしたまで。
ぼくは酒を飲み、いまでも勝手に思い出している。君の愛を。君のえがおを。
こんなふうに君の星をさがしながら、ぼくはいつまでこんな世をさまようのだろう。旅としょうして。
今夜のようにわけもなく泣けるとき、君にすこしだけ近づけたと思う。
にどと逢えない君にちかづいて、またちかづいて。。

へいぼんなよっぱらいほど夢などしらずねむりつづけるのだろう。
だから飲むのさ。酔うためじゃない。

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